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給湯器の故障症状とエラーコード一覧|交換が必要なサインと確認ポイント

給湯器の故障症状とエラーコード一覧を解説するアイキャッチ画像

給湯器のリモコンにエラーコードが表示された、お湯が出なくなった、変な臭いがする。こうした症状が出たとき、まず知りたいのは「これは故障なのか」「今すぐ業者を呼ぶべきなのか」の2点ではないでしょうか。

この記事では、症状ごとの緊急度の判断方法と、主なエラーコードの意味を整理しています。特に「888」「88」の表示については、よくある誤解を含めて詳しく解説しています。修理か交換かの判断軸、費用相場の確認先についても後半でまとめています。

なお、ガス臭い・不完全燃焼の警告ランプが出ている場合は、この記事を読む前にまず使用を止めてください。詳しい手順は後述の「危険度が高い症状と、すぐに取るべき行動」で説明しています。

目次

症状別の緊急度チェック表

まず、今の状況がどの段階にあるかを確認してください。

症状・表示緊急度すぐ取るべき行動
ガス臭い・焦げ臭い使用を止める・ガス栓を閉める・ガス会社へ連絡
不完全燃焼の警告ランプ使用を止める・換気・体調変化があれば119番
本体内部からの水漏れ・大量漏水止水栓を閉める・ブレーカーで電源を落とす・業者へ
お湯が出ない・エラーコード表示コードの意味を確認→「エラーコード一覧」を参照
温度が不安定・追い焚きできないフィルター確認・電源リセット→改善しなければ業者へ
異音がする中〜低音の種類を確認→「よくある故障症状」を参照
888(88)が点滅している故障ではなく点検時期の通知。「888は故障コードではなく…」を参照
少量の排水・結露正常な動作の場合もある。継続するなら確認を
給湯器の症状別に緊急度と取るべき行動を確認するチェックリスト

\業者に相談する前に確認しておきたい項目をまとめています/

給湯器の故障は、まず緊急度を確認する

給湯器の不具合は、「すぐに使用を止めるべき症状」と「様子を見ながら確認できる症状」に分かれます。この2つを混同すると、急いで業者を呼ぶ必要がない場面で焦ったり、逆に危険な状態を放置したりすることになります。

判断の基本は、「ガスや安全に関わるか」「電気・水に関わるか」の2軸です。ガス臭い・不完全燃焼・大量の水漏れは使用を止めることが先です。お湯が出ない・温度が不安定・エラーコード表示などは、コードの意味を確認してから判断できます。エラーコード888(88)は故障ではなく点検時期の通知のため、緊急度は低い部類に入ります。

危険度が高い症状と、すぐに取るべき行動

以下の症状が出ている場合は、給湯器の操作より先に安全を確保する行動を取ってください。症状の深刻さと、取るべき行動は別の問題です。「まだ使えそう」と感じても、使用を止めることが先になるケースがあります。

ガス臭い・焦げ臭いがする

ガスの臭いがする場合は、給湯器の操作より先に以下の手順を取ってください。

  1. 火気を使用しない。すでに火を使っている場合は、安全を確保したうえで使用をやめる
  2. ガス栓・メーターガス栓を閉める
  3. 窓や扉を開けて換気する
  4. 換気扇・照明・インターホンなど、電気系統のスイッチには触れない(スイッチの操作が火花の原因になる場合があります)
  5. 屋外に出てからガス会社の緊急連絡先に電話する

焦げ臭いだけでガスの臭いがない場合も、使用を止めて業者に点検を依頼してください。電気系統やモーター部品の焼けが原因のことがあります。

不完全燃焼の警告ランプが点灯している

リモコンに不完全燃焼の警告が表示された場合は、給湯器の使用を止めてください。不完全燃焼は一酸化炭素(CO)を発生させます。一酸化炭素は無色無臭のため、臭いや煙で気づくことができません。

取るべき行動は以下のとおりです。

  1. 給湯器の使用を止め、換気する
  2. 頭痛・吐き気・めまいなど体調に変化がある場合は、屋外に出て、必要に応じて119番へ連絡する
  3. ガス会社または業者に点検を依頼する
  4. 警告が消えても、点検が完了するまで使用しない

不完全燃焼の警告は、給湯器が自ら異常を検知して表示するものです。警告が消えた・表示がリセットされたからといって、問題が解決しているわけではありません。点検が終わるまで使用を再開しないことが原則です。

本体内部・大量・電気系統にかかる水漏れ

給湯器本体の内部から水が漏れている場合、配管の接続部から大量に漏れている場合、または漏れた水が電気系統にかかっている状態が確認できる場合は、以下の順番で対処してください。

  1. 給湯器につながる止水栓を閉める
  2. 給湯器の電源をリモコンから切る(本体や配管が濡れている場合は、ブレーカーで電源を落とす。濡れた手や濡れた状態の本体に直接触れるのは避けてください)
  3. 業者またはガス会社に連絡する

止水栓の場所は、給湯器の給水管(通常は青や黒のレバーまたはハンドル)についています。屋外設置の場合は本体の下部または配管途中に設けられていることが多いです。

軽微な排水・結露・安全弁からの一時的な放水

給湯器の周辺で少量の水を見かけた場合、すべてが異常というわけではありません。以下のケースは正常な動作として水が出ることがあります。

  • 結露:外気温と給湯器内部の温度差で本体表面や配管に水滴がつくことがあります
  • ドレン排水(エコジョーズの場合):高効率給湯器(エコジョーズ)は排気熱を再利用する際に水が発生し、排水ホースから少量の水が出ます
  • 安全弁(逃し弁)からの放水:給湯器内部の圧力が上がったときに自動で弁が開き、一時的に水が出ることがあります

ただし、これらが継続的に起きている場合や、量が増えていると感じる場合は、正常な動作の範囲を超えている可能性があります。「一時的に水が出ただけだから」と判断せず、業者に確認してください。特に安全弁から頻繁に水が出る場合は、内部の圧力調整に問題がある場合があります。

ガス臭い・焦げ臭い・不完全燃焼の警告ランプは、使用を止めてからガス会社または業者に連絡してください。水漏れは程度によって対応が変わります。本体内部や大量の漏れは止水栓を閉めてから業者へ。少量の排水や結露はすぐに危険ではないケースもありますが、継続する場合は確認してください。

自分で確認できることと、触らない方がよいこと

業者を呼ぶ前に自分で確認できることもあります。ただし、できることとできないことの線引きを守ることが前提です。

自分で確認・対処できる範囲

  • フィルターの確認・清掃:給水フィルターに詰まりがあると、お湯が出にくくなることがあります。取扱説明書に沿って確認できます
  • 電源のリセット:リモコンの電源を一度切って数秒後に再び入れることで、一時的なエラーが解消されることがあります。ただし、ガス臭い・焦げ臭い・不完全燃焼の警告・本体内部からの水漏れがある場合は電源リセットを試さず、使用を止めてガス会社または業者へ連絡してください
  • ガス栓・止水栓の開閉確認:栓が閉まったままになっていないかを確認します
  • 凍結の確認(冬季):気温が大幅に下がった翌朝にお湯が出ない場合、配管の凍結が原因のことがあります。まず自然解凍を待つ方法があります。ぬるま湯を使う場合も、熱湯は配管破損の原因になるため避け、取扱説明書やメーカー案内に沿って対応してください

触らない方がよい箇所

  • 内部の部品・基板:給湯器内部には高温部品・高圧部品・電気系統が含まれます。カバーを開けて内部を触ることは避けてください
  • ガス配管・接続部:ガス漏れのリスクがあるため、自分での締め直しや修理は行わないでください
  • 電気系統の配線:感電・ショートの原因になります

フィルター・電源リセット・栓の確認は自分でできます。内部の部品・ガス配管・電気配線は触らないのが原則です。判断に迷う場合は、業者に症状を伝えて確認すると状況を整理しやすくなります。

給湯器でよくある故障症状と確認ポイント

ガスや安全に直結しない症状は、まず状況を確認してから判断します。ここでは、まず症状ごとの概要と確認ポイントに絞って整理します。

お湯が出ない・水しか出ない

お湯が出なくなった場合、原因はいくつかに分かれます。ガスの供給が止まっていないか、ガス栓は開いているか、リモコンにエラーコードが出ていないかを最初に確認してください。冬季なら配管の凍結も原因になります。これらに問題がない場合は、点火系や熱交換器の不具合が考えられます。

設定温度通りにならない(熱すぎる・ぬるい)

温度が安定しない場合は、水圧の変化・フィルターの詰まり・センサーの不具合などが原因として考えられます。フィルター清掃と電源リセットで改善するケースもあります。使用年数が長い場合は、センサーや部品の経年劣化も視野に入れてください。

追い焚きができない

追い焚き機能が使えない場合、浴槽のフィルター詰まりが原因のことがあります。浴槽の循環口フィルターを確認してください。詰まりがなく改善しない場合は、循環ポンプや配管の不具合が考えられます。

点火しない・すぐ消える

点火できない場合はリモコンにエラーコード(111系など)が表示されていることが多いです。コードの意味は「エラーコード一覧」で確認してください。点火はできるが使用中にすぐ消える場合は、過熱防止装置の作動(140系)の可能性があります。

異音がする

給湯器からの音は種類によって原因が異なります。「ポコポコ」は配管内の空気混入や水圧変化のことが多いです。「ピーピー」はフィルターの詰まりや流量不足が原因のことがあります。「ガタガタ・ドン」という振動を伴う音は、部品の劣化や設置状態の変化が考えられます。音が継続する・大きくなる場合は業者に確認してください。

リモコンが反応しない・表示がおかしい

リモコンの電池切れ・接触不良・設定のリセットが原因のことがあります。電源を入れ直しても改善しない場合は、リモコン本体や本体側の通信系統の不具合が考えられます。

エコキュートでお湯が出ない・タンクのお湯切れが起きる

エコキュート(ヒートポンプ式電気給湯器)は、ガス給湯器とは仕組みが異なります。お湯が出ない原因として多いのは、タンクのお湯切れ・ヒートポンプ不具合・リモコンエラー・凍結・漏電遮断器の作動などです。貯湯タンク周辺の水漏れについては、ガス給湯器の水漏れとは対処が異なる場合があります。エコキュートの交換を検討する場合は、ガス給湯器とは対応業者が変わることがあります。

給湯器の主なエラーコードと確認ポイント

エラーコードはメーカーによって番号が異なります

給湯器のエラーコードは、リンナイ・ノーリツ・パロマなどメーカーごとに番号の体系が異なります。同じ数字でも、メーカーや機種によって意味が変わる場合があります。この記事では代表的な番号を紹介していますが、正確な意味はお手元の取扱説明書または各メーカーの公式サポートで確認してください。

公式サポートの参照先:リンナイ公式FAQノーリツ公式アフターサポートパロマ公式サポート

111系(点火不良)

111は、リンナイ・ノーリツともに点火できない状態を示すコードです。ガスの供給・ガス栓の開閉・他のガス機器が動くかを確認してください。改善しない場合は点火系部品の不具合が考えられます。自分での対処が難しい場合は業者へ相談してください。

140系(過熱防止装置の作動)

140は、給湯器本体内部の異常温度を検知し、過熱防止安全装置が作動したときの表示です。ノーリツの公式FAQでもリンナイでも、温度ヒューズ・過熱防止装置系のエラーとして説明されています。自己判断で使用を続けることは避け、業者に確認してください。

290系(エコジョーズ搭載機種のドレン・中和器系)

290(または29)は、エコジョーズなど高効率給湯器のドレン排水・中和器に関連するコードとして表示されることがあります。パロマの公式サポートでは冬季のドレン配管凍結が原因として説明されているケースもあります。エコジョーズが搭載されていない機種には表示されないコードです。「中和器異常」だけで断定せず、メーカーのサポートで機種ごとの意味を確認してください。

632系(浴槽循環・追い焚き配管系)

632は浴槽の循環系・追い焚き配管に関連するコードとして表示されることがあります。パロマ公式では冬季の追い焚き配管凍結が原因として説明されているケースもあります。浴槽のフィルター詰まりや凍結が原因のこともあるため、まず循環口フィルターを確認してください。改善しない場合は業者へ相談してください。

\交換費用の目安を先に確認しておく方はこちら/

888(88)は故障コードではなく、点検時期のお知らせ

給湯器リモコンの888表示は故障ではなく点検時期のお知らせであることを説明する図解

リモコンに「888」または「88」が点滅したとき、多くの方が「故障した」と感じます。しかし、この表示は給湯器の異常を示すものではありません。

リンナイやノーリツなどのメーカー公式情報では、888(88)を「故障コード」ではなく「点検時期のお知らせ」として扱っています。各社のFAQや公式ページで明示されている内容です。

各メーカーの公式説明

リンナイの公式FAQによると、「使用期間が10年相当(業務用機器は3年相当)になると、操作部またはリモコンに『888』を表示して点検時期をお知らせします。故障表示ではないため、そのまま使用することもできます」とされています(参考:リンナイ公式FAQ)。

ノーリツの公式ページでも同様に、「点検時期をお知らせする表示で、故障や不具合ではございません。故障ではないためご使用いただけます」と説明されています(参考:ノーリツ公式アフターサポート)。また、ノーリツでは表示の目安を「製造より9〜11年」としています。

つまり888(88)が点滅していても、今すぐ給湯器が壊れるわけではありません。888単独の表示であれば、故障表示ではないため使用できるケースが多いです。ただし、表示の意味を正確に理解した上で、次に何を確認するかを決めておくと、不要な修理や交換を避けやすくなります。

何年使った給湯器に表示される?

リンナイの機能名は「点検お知らせ機能(使用期間お知らせ表示)」で、使用開始から10年相当の期間または使用回数に達すると作動します。ノーリツは「設計上の標準使用期間もしくはそれに相当する使用回数を超えると表示される」と説明しており、目安は製造から9〜11年です。

給湯器では、設計上の標準使用期間を10年相当として点検時期を案内しているメーカーが多くあります。888(88)はこの期間に相当する使用状況に達したことを機器が自動で検知し、リモコンに通知する仕組みです。「10年経ったから壊れる」ということではなく、「そろそろ点検や交換を検討してください」というメーカーからの案内と理解してください。

888が出たらどう判断するか

表示後の選択肢は大きく3つです。

  • メーカーの有償点検を受ける:リンナイ・ノーリツともに「あんしん点検」として有償で受け付けています。点検の結果、このまま使用できる状態であれば修理や交換は不要です。劣化が確認された場合は部品交換か本体交換の判断になります。
  • 一時的に解除して様子を見る:リンナイは運転スイッチを5秒以内に5回押すことで一時解除が可能です(1年後に再表示)。ただし、これは表示を消す操作であって、機器の状態が改善するわけではありません。
  • 費用を比較して交換を検討する:点検費用・修理費用と新しい給湯器への交換費用を比べて判断する方法です。使用年数が10年を超えている場合、点検で問題が見つかると修理費用がかかる上に保証期間も短くなるため、交換の方が合理的なケースがあります。

888が出たときに確認しておきたいこと

888の表示と合わせて、以下の状態が重なっている場合は交換の優先度が上がります。

  • 使用開始から10年を超えている
  • 最近お湯の温度が安定しない、追い焚きに時間がかかるなど、体感できる変化がある
  • 過去に修理歴がある
  • リモコンに888以外のエラーコードも表示されたことがある

逆に、888だけ表示されていて特に不具合を感じていない場合は、急いで決める必要はありません。ただし、給湯器は突然止まると生活への影響が大きい設備です。888をきっかけに交換費用の相場を把握しておくと、いざというときの判断が早くなります。

なお、10年を過ぎた給湯器をそのまま壊れるまで使い続けることには、いくつかのリスク(事故率の上昇や冬場の突然の故障など)もあります。「わが家の給湯器は点検に出すべき?それとも交換すべき?」と迷う方は、以下のガイドを参考に年数・症状・費用の3軸から判断してみてください。

給湯器の寿命は何年?交換時期の判断ポイントを見る

交換を検討する場合、保証の内容を確認する

給湯器の交換を業者に依頼する際、注意したいのが「保証」の内容です。業者が提示する保証には、工事(施工)に対する保証と、機器本体に対する保証の2種類があります。

この2つは別物です。工事の保証が無料でついていても、本体の保証はメーカー依存だったり、有料オプションだったりする場合があります。見積もりを見るときは、工事保証と本体保証が別に書かれているかを確認してください。各業者の保証内容の違いについては、比較記事で整理しています。

888(88)は故障ではなく、使用期間が10年相当に達したことなどを知らせる表示です。リンナイ・ノーリツともに公式で「故障表示ではないため使用できる」と説明しています。ただし、このタイミングで費用相場と保証内容を確認しておくと、いざ交換が必要になったときの判断が早くなります。

888(88)が表示された段階では、すぐに交換を決める必要はありません。スピード優先で動きたい場合と、写真で見積もりを先に確定させたい場合では、向いている業者が変わります。

\工事費込みの総額を先に確認しておくと判断がしやすくなります/

修理で対応できる可能性があるケース

すべての不具合が交換に直結するわけではありません。以下のケースは修理(部品交換・調整)で解決することがあります。

  • 使用年数が5〜7年以内で、エラーコードが特定の部品に起因している
  • 点火系・センサー系の部品不良(イグナイター・フレームロッドなど)
  • フィルターや循環ポンプの詰まり・劣化
  • リモコンや電装基板の単体不良

ただし、修理後に保証期間がどれだけ残るか、修理費用と交換費用の差がどのくらいかを並べて見ると、修理と交換の判断がしやすくなります。業者に見積もりを取る際、修理と交換の両方の費用感を確認しておくことが前提です。

交換を検討した方がよいケース

以下の状況が重なる場合は、修理より交換を検討する方が合理的なことが多いです。

  • 使用年数が10年を超えている(888表示が出ている場合も含む)
  • 同じ箇所を繰り返し修理している
  • 複数の症状が同時に出ている
  • 修理費用の見積もりが交換費用の半額を超えている
  • メーカーが部品の保有期間を終了しており、修理対応ができない

給湯器メーカーは製造終了後も一定期間は補修用部品を保有しますが、期間終了後は修理そのものができなくなります。使用年数が長い機器では、修理を依頼しても「部品がない」と断られるケースがあります。

交換を検討する際は、工事費込みの総額・工事保証と本体保証の内容・対応エリアと対応速度を確認してから判断してください。各業者の比較は後半のリンク先で整理しています。

「ガス会社・メーカー・専門業者・ホームセンターのどこに相談すべきか」を先に整理したい方は、給湯器交換はどこに頼む?依頼先の種類と選び方も参考にしてください。

修理か交換か迷う場合は、給湯器の寿命と修理・交換の判断目安で、使用年数・症状・費用の3つを確認しておくと判断しやすくなります。

交換を検討するなら、費用相場と業者比較を先に確認する

給湯器の交換費用は、号数・機種・設置状況・工事範囲によって変わります。同じ「工事費込み」と書かれていても、標準工事に含まれる範囲や追加費用の条件は業者ごとに異なります。見積もりを取る前に、総額に含まれる項目を確認することが前提です。

また、交換業者によって対応スピード・保証内容・対応エリアが異なります。緊急で困っている場合と、時間をかけて比較したい場合では選び方も変わります。

このサイトでは、主要な給湯器交換業者の口コミ・保証・料金を個別に整理しています。業者選びの参考にしてください。

よくある質問

888が表示されたら、すぐに交換しないといけませんか?

すぐに交換が必要というわけではありません。888(88)は給湯器の異常を示すコードではなく、使用期間が10年相当に達したことなどを知らせる「点検時期のお知らせ」です。リンナイ・ノーリツともに「故障ではないため使用できる」と公式で説明しています。ただし、このタイミングで点検や費用比較をしておくと、いざ止まったときの判断が早くなります。

エラーコードが消えたら直ったということですか?

必ずしも直ったわけではありません。電源リセットでエラーが一時的に消えることがありますが、原因が解消されていなければ再表示されます。特に不完全燃焼の警告は、表示が消えても点検なしに使用を再開することは避けてください。

修理と交換、どちらが得かを判断する目安はありますか?

一般的な目安として、修理費用の見積もりが交換費用の半額を超える場合は、交換を検討する方が合理的なケースが多いです。加えて、使用年数が10年超・同じ箇所の繰り返し修理・メーカーの部品保有期間終了なども交換を検討する材料になります。

給湯器の寿命は何年くらいですか?

給湯器では、設計上の標準使用期間を10年相当として点検時期を案内しているメーカーが多くあります。実際には10年を超えて使用できる場合もありますが、使用年数が長くなるほど部品劣化や突然停止のリスクは高くなります。888(88)の表示が出た段階で、交換の準備を始めておくと、いざというときの対応がしやすくなります。

エコキュートと給湯器ではエラーコードは違いますか?

違います。エコキュートはヒートポンプ式の電気給湯器で、ガス給湯器とは仕組みが異なるため、エラーコードの体系も異なります。この記事で紹介しているエラーコードはガス給湯器向けの代表例です。エコキュートのエラーコードは機種の取扱説明書またはメーカーのサポートで確認してください。

業者に見積もりを依頼する前に確認しておくことは何ですか?

確認しておきたい主な項目は、工事費込みの総額・工事保証と本体保証の内容(この2つは別物です)・対応エリア・追加費用が発生する条件・キャンセルポリシーです。詳しくは見積もり前に確認しておきたい項目にまとめています。

ガス臭いがしたとき、自分でできることはありますか?

ガスの臭いがした場合、自分でできることはガス栓を閉める・窓を開けて換気する・電気系統のスイッチに触れずに屋外へ出ることです。給湯器のリモコン操作を含む電気スイッチへの操作は避けてください。屋外に出てからガス会社の緊急連絡先に連絡してください。

まとめ

給湯器の症状は、緊急度によって取るべき行動が変わります。この記事で整理した内容を3点に絞るとこうなります。

①ガス臭い・不完全燃焼・大量の水漏れは、使用を止めてガス会社または業者へ。電気系統のスイッチには触れないことが原則です。②エラーコード888(88)は故障ではなく点検時期のお知らせです。今すぐ壊れるわけではありませんが、交換を検討する入口になる表示です。③修理か交換かの判断は、使用年数・修理費用と交換費用の比較・保証内容の確認を合わせて行ってください。工事保証と本体保証は別物です。

交換を検討する場合は、工事費込みの総額と保証内容を複数業者で確認してから判断すると、総額や保証の違いが見えやすくなります。

\費用・保証・口コミを比較してから判断したい方へ/

急ぎで工事費込みの見積もりを確認したい場合は、対応エリアや見積もり条件も合わせて確認してください。

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